蛙の午睡とは…
「蛙の午睡=カエルのお昼寝」
工房の周辺にはたくさんのカエル達が棲んでいて、物陰や葉っぱの上でのんびり昼寝している姿をよく見かけます。こんなふうにゆったりマイペースで作品をつくっていきましょう、ということで工房名を「蛙の午睡」としたのですが、実はこの名前にはもう一つの意味があります。
ショップのTシャツなどにあしらわれている中国古代文字の書と落款(「らっかん」=ハンコのことです)の作者が、草叢野午睡(くさむらのごすい)という名のカエルの和尚(おしょう)さんなのです。くさむらの、までが苗字で、ごすい、が名前です。
もちろんカエルの和尚などというものは実在しませんが(…たぶん)、本物の作者である人間の和尚さんが恥ずかしがって名前を出してくださらないため、カエルに代わりをつとめてもらっているのです。正式には、皆乃宗(みなのしゅう)蛙派(かえるは)笑鳴山(しょうめいさん)古池寺(ふるいけでら)住職・草叢野午睡といいます。
つまり「蛙の午睡」というのは、カエルの午睡和尚という意味でもあるわけです。
古池寺には副住職や小僧さん達もいて、毎日にぎやかに暮らしています。その様子は「御伽(おとぎ)人形」のページで紹介していますので、是非そちらをご覧ください♪